ペットも病気になるぐらいですから、人間にも影響があります。それも、かなり恐ろしい悪影響が。
かび臭いだけではないのです。
「真菌感染症(真菌症)」
体の抵抗力が弱っているときに、皮膚や、体内にカビが生えるという恐ろしい病気。肺や、脳内にカビが生えてしまうこともあります。抵抗力が弱っているときのほか、お年寄りや小さな子供にも注意が必要。
「真菌アレルギー症」
空気中を漂うカビの胞子が原因で起こる、アレルギー症。ぜんそく、アトピー性皮膚炎、夏過敏性肺炎(日本特有のカビが原因で起こる)などがあります。花粉症と同じような原理ですが、カビは花粉よりも小さく、目や鼻の奥のほうまで入り込みます。また、空中を漂っているカビの密度は、花粉の1000倍以上。風邪に似たような症状が出るため、治療の際には注意が必要です。吸い込んだカビに対して体が拒否反応を起こし、大量の痰(タン)が出て呼吸困難に陥った例もあるようです。
「食中毒・がん」
食べ物に生えたカビは「カビ毒」というものを出します。約300種あると言われるカビ毒の中には、食中毒を起こすと言われているもの、発がん性があるといわれているものもあります。食パンなどにカビが生えた場合、ちょっとくらいカビていても大丈夫、などと言わず絶対食べないようにして下さい。
このように、かびは人間に深刻な悪影響を及ぼします。そんな恐ろしいカビは、発生を予防するしかありません。続いて、カビの予防方法を見ていきましょう。
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